アショーカ・ハルワは食前・食後に食べられるデザートです。ハルワの主な材料は砂糖とギー（すましバター）で蒸したリョクトウで、小麦粉やカルダモンパウダーとともに調理します。ハルワを飾るためにカシューナッツが使われます。

甘くて、クリーミーで軽いこの南インドのデザートは食事の最後に食べるのに完璧。ミルクに浸した米でできた、北インドのキールに非常によく似たパヤサムは、指をしゃぶりたくなるおいしさで、カルダモンや、ナツメグ、バラ、ケウラ（kewra）水にサフランを少々散らして作ります。調理できたら、アーモンドや、レーズン、カシューナッツをトッピングします。

タミル・ナドゥの東海岸にあるタンジャーブルには様々なシーフード料理があります。絶品のシーフードには魚や、カニ、ロブスターがあり、大体はココナッツミルクで調理して豊かな味わいを与えます。.

この飲み物は通常大量に作られ、重要なお祭りでふるまわれます。ジャガリー（jaggery）や、ショウガパウダー、黒コショウ、レモン果汁、カルダモンパウダーにバジルを添えて作る夏に涼しい飲み物です。.

おやつや軽い夕食として食べるタヴァラ・アダイは米とレンズマメで作られます。タンジャーブル特有の半分のドーサで、伝統的に外側は少しカリッと、内側はふわっとした生地に仕上げられます。エアルームのイイェンガル（Iyengar）（ここに住む多数民族）に何世代も伝わるレシピです。タヴァラはココナッツチャツネや、トマトのゴツ（gothsu）、ナスのゴツと一緒に食べます。ラッサムと一緒に食べるのがおすすめ。おろしニンジンやみじん切りを使って料理に華を添えることもできます。

サンバールは、いわば温かい、タマリンドのスープで煮込んだレンズマメがベースのチャウダーです。通常、カボチャや、骨付き肉、オクラ、サツマイモ、玉ねぎ、トマトといったたくさんの具を入れます。.

ワダは香ばしい、揚げたおやつです。ドーナツの揚げたバージョンだと思う人も多いでしょう。ワダにはいくつか種類があり、豆（キマメ、ひよこ豆、ケツルアズキ、リョクトウ）や、ジャガイモ、さらにはカードで作るもの（ダヒ・ワダ、dahi vada）もあります。ワダはバターの小さな塊をクミンの種や、オオバゲッキツ、玉ねぎなどと混ぜて作ります。それぞれに美味しさがあり、ココナッツチャツネやサンバールと一緒に食べるのがおすすめ。.

イドゥリは蒸した米衣や発酵させた黒レンズマメで作る丸いケーキです。時には、衣にフェヌグリークを加えて香りをつけます。イドゥリは人気の、南インド地方の定番のような料理です。