ティルチラーパッリの郊外にあるグランド・アナイカット長さ330m幅30mのダムです。カラナイとも呼ばれるこの驚くべきダムはチョーラ王カリカラにより2世紀に建設されました。グランド・アナイカットは自然好きや歴史好きにはうれしい古代の灌漑システムの中心で、様々な地域特有の植物が何年にもわたり生息しています。19世紀には、アーサー・コットンによりコリダム川に下流のアナイカットが建てられました。ダムはもともと川の流れをデルタ地帯にそらすために建設され、肥沃な地域の灌漑や農業に必要な水を供給していました。1804年に、イギリス軍の技師コールドウェル隊長がダムの改修を監督し、高さを0.69mに上げてより多くの水を灌漑目的に供給できるようにしました。

パチャマライはティルチラーパッリから北に約80km行ったところにある緑の丘です。「パチャイ（Pachai）」という単語は緑を表し、「マライ」は山を意味します。この場所は人気の避暑地で、標高約700~1000mです。地方の民族が住み、ユニークな生活様式や文化を持っています。パチャマライには滝や小さな小川を通る様々なトレッキングコースがあり観光客に人気です。この地域は豊かな土地に生きる鮮やかな花々や動物のおかげで自然好きに人気のスポットです。パチャマライはあまり有名ではありませんがタミル・ナドゥーのあたりでは見逃せない見どころで、海岸沿いの州の地域に根差した実質的に何にも邪魔されていない生態系を体験するチャンスがあります。

3つの区域に分かれる全長685mのムッコンブ・ダム（上流のアナイカット）はティルチラーパッリの郊外にあります。カラナイ・ダムから着想を得てカリカラにより2世紀に建てられ、コールドウェル隊長が19世紀にダムの建設を監督しました。上流ダムとしても知られ、この場所の建設は1838年にカーヴェリー川のほとりで完成しました。この時点でカーヴェリー川の支流コリダムが分岐しました。この地域はダムのおかげで小旅行の行き先になる様々な場所があり観光客にも地元民にも人気を博しています。周辺地域には複数の手入れされた庭園や、アトラクションの散在する遊園地、釣りやボートをする絶好のチャンスがあります。