この壮大な建造物は高さが42フィート幅が106フィートで、高く堂々と建っています。 仏塔の中央は大きな半球形のドームになっており、ブッダの遺物が収められているとされます。 しかし従来より仏塔には遺物はなく、ブッダの教えと哲学が彫刻として描写されているだけです。 サーンチー・ストゥーパは精巧な細工が施されたトラナという塔門に囲まれており、その門はインドの寺院建築で儀式が行われる際に使用される、独立したアーチ型の入口となっています。

塔門の細かい彫刻は、仏教のジャータカ物語から取ったブッダの人生の出来事や奇跡を物語っています。 アショーカ王により建てられたオリジナルのストゥーパは、低レンガ造りで現在の直径の半分しかありませんでした。

基部を隆起させた台地で支えられ上部に石の傘がついた欄楯で囲まれています。 ストゥーパは4Km離れたところからも見ることができ、緑豊かな木々に囲まれ、後に別のストゥーパが現れたこの周辺でも中心的な建造物です。 ここはユネスコの世界文化遺産に登録されています。

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