23代目のジャイナ教のティールタンカラ(聖人)であるパレシュナスを祀るパレシュナス寺院は、参拝者がよく訪れます。広大な境内には、4つのほかの寺院があります。こうした寺院はジャイナ教の4つの別の化身、チャンダ・プラブデヴジ(Chanda Prabhudevji)、ダダガルディ・シュリ・ジ(Dadagarudev Shri ji)、区シャル・スリ・ジ・マハラジ(Kushal Suri ji Maharaj)、最後のティールタンカラであるマハーヴィーラを祀っています。本堂の祭殿には1867年の寺院建立から灯され続けているギーのランプがあります。寺院の床は白い大理石で、心の潔白さと美しさを象徴しています。寺院の外側にはガラスモザイクのタイルとヨーロッパ様式の銀の像のある美しい庭園があります。柱には鏡がはめ込まれ、窓にはステンドグラスがはまっています。数多くの花だけでなく、境内のあちこちに噴水があります。カラフルな魚たちの泳ぐ貯水池もあり、小川も流れています。境内全体が清潔でよく管理され、ユニークでスピリチャルな雰囲気があり、あらゆる宗教を信仰する参拝者たちが年中訪れています。カジュアルな観光客にはほかにも見るべき場所がたくさんあります。本堂の祭殿にはシタルナスジ神(Lord Shitalnathji)の偶像が鎮座しています。その額ダイアモンドがはめ込まれており、観光客に人気です。有名画家ガネシュ・ムスカレ(Ganesh Muskare)の絵画が寺院の壁を飾っています。さらにシャンデリアもたくさんあり、特に明かりのともる夜には寺院に現実離れした美しさを与えます。本堂はパリウシャナと呼ばれ、バドラヴ(Bhadrav、8・9月)の月になるとジャイナ教徒はアヒンサーを守り、聖典に耳を傾け、慈善事業に没頭します。

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