シヴァ神を信奉するシャンカラチャリヤ寺院はシュリーナガルの南東ゴパダリ丘に位置しています。カシミール渓谷で最古の聖域のひとつと信じられているこの寺院は、約10世紀前に渓谷を訪れた偉大な哲学者シャンカラチャリヤにちなんで名づけられました。シュリーナガルの街の頭上1,100フィート(約335メートル)にある寺院は高い八角形の台座の上に建てられていて、階段を上って行くことができます。

多くのシヴァ神の寺院と同様に、ここでも神はリンガ、つまり男根の形で表されています。神像には蛇が巻き付いていて、赤みがかった黒い石で作られています。これはマディヤ・プラデーシュのナルマダ川の谷から蘇ったものです。朝の7時から夜の8時まで開いていて、朝と夕にはアルティ(聖なる火の儀式)が行われます。この寺院ではマハシヴァラトリの祭りが大きな熱気と共に祝われます。

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