海抜4,205メートルの高さに位置する山間の村キバーは、自然の美しさと僧院で知られています。キバーの景色はチベットやラダックに似ていると言う人も多く、その美しさは荒涼とした絶景の中にあります。谷で最大の僧院として有名なキー僧院の近くにあるこの村は、高い場所に向かう複数のトレッキングの拠点となっています。その他の見どころは、村の少し向こうにあり1,400平方メートルにわたって広がるキバー自然保護区です。この自然保護区は寒地荒原に位置するものとしてはインドで唯一で、ブルーシープやアイベックスを見ることができます。キバーは国内で最も多くの化石を含んだ(化石や有機体の残滓がある)地域でもあり、歴史を学ぶには素晴らしい所です。かつてキバーは人が住み車で行くことができる村としては、この地域で最も高いところにある村でした。

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