ムンバイ最古の博物館であるバウ・ダジ・ラッド博士博物館は、1857年に一般公開されました。かつてビクトリア&アルバート博物館と呼ばれていたこの博物館はボンベイにあります。近代美術やボンベイのさまざまなコミュニティの美術品や装飾品のコレクションを通じて、ボンベイの文化遺産と歴史を紹介しています。常設コレクションには、18世紀後半から20世紀初頭までのムンバイの人々の生活や街の歴史を記録した粘土模型、ジオラマ、地図、リトグラフ、写真、珍しい本、ミニチュア絵画、近代美術、織物、美しく作られたオブジェなどがあります。この博物館は、長らく放置された状態でしたが、ムンバイ市公社とジャムナラル・バジャイ財団の支援を受けたINTACHによって5年間にわたる包括的な修復が行われました。この修復プロジェクトは、2005年にユネスコの国際文化保全優秀賞を受賞しました。2008年に再開館したこの博物館では、現代美術や文化に焦点を当てたコレクションの大規模な展示プログラムがあります。美術館ではまた、芸術家や展覧会を展示するために国際機関と提携しています。現代美術、週末の家族活動、お祭り気分で楽しむワークショップや、学校カリキュラムを博物館のコレクションや展示とリンクさせるツアーなど、いろいろなプログラムを提供しています。博物館のプログラムとツアーは英語、ヒンディー語、マラーティ語で利用できます。バオダジラッド博士記念館は水曜日と祝日が休館です。