インド最大級の野生動物の楽園であるカジランガ国立公園は1985年、ユネスコ世界遺産に登録されており、絶滅危惧種に指定されているインドサイ(一角サイ)の最大の生息地です。実に世界の全生息数の3分の2がカジランガ国立公園にいるというから驚きです。壮大なブラマプトラ川の水が川岸に打ち寄せるため湿地、森林、草原があり、多数のトラを保護しています。さらに、ニシキヘビ、アミメニシキヘビ、そして世界最大の毒ヘビであるキングコブラなど、世界的に有名なヘビの住処でもあります。バラシンガジカ(インドヌマジカ)とスイギュウはよく見られますが、運が良ければ堂々とかけ走る象の群れにも遭遇するかもしれません。カジランガ国立公園は古代寺院、自然のままの滝、緑豊かな茶園に囲まれています。