ニライ・ティーガーデン

マニプル州では、緑豊かな緑茶畑を散策し、この地で栽培されている紅茶や緑茶を試飲することができます。ハルイ丘陵に位置するニライ・ティーガーデンは、豊富な種類の紅茶・緑茶を求める多くの観光客を魅了しています。このティーガーデンでは、ガイド付きツアーでお茶が出来るまでの過程を学ぶことができます。手摘みした茶葉を天日で乾燥させ、地元の人が自然加工する方法を学ぶことができます。ニライ・ティーガーデンの緑茶の特徴は、2度煎じて初めて本格的な味が味わえることです。緑豊かな丘陵で霧に覆われたこの茶園は、自然を愛する人やお茶の愛好家にとって、素晴らしい場所でしょう。

ニライ・ティーガーデン

マニプル動植物園

別名「マニプルの宝石箱」と呼ばれるこの美しいマニプル動物園は、約8ヘクタールの広さを誇り、州内で最も人気のあるアトラクションの1つです。400種もの動物や鳥類が生息し、世界でも有数の希少種であるサンガイという優雅な角鹿がいることで有名です。緑豊かな森林と雄大な丘陵地に囲まれたこの園は、自然や野生生物を愛する人々を魅了します。園内には約420種の動物、約55種の鳥類を見ることができます。開園時間は月曜を除く毎日午前10時から午後4時30です。

マニプル動植物園

ロクタク湖

インド北東部最大の淡水湖で手つかずの自然が残るロクタック湖は、マニプル州で最も人気の観光名所の一つです。地元の言葉で「プムディス」と呼ばれる、水に浮かぶ円形の浮島で知られるこの湖は、その霊的な美しさで多くの観光客を魅了します。これらの浮島はほぼ島のように見え、土壌、有機物、植物の塊でできている。この湖には、世界で唯一の浮遊する国立公園、キーブル・ランジャオ国立公園があり、絶滅の危機に瀕しているオジロジカやマニプル州の動物サンガイの最後の生息地となっています。また、約230種の水生植物、100種の鳥類、400種のエゾシカ、サンバル、ニシキヘビなどの動物も生息しています。『ロクタク』はバードウォッチャーには最適で、ブラックカイト、東ヒマラヤカワセミ、ノースヒルマイナ、ジャングルカラス、ビルマカワカマス、ヒバリなどの種を観察できます。

観光客は湖沿いでホームステイし、湖の生活を直接体験することができます。湖を散策する最良の良い方法は、早朝に漁船に乗ることです。近くの漁師の島を訪れ、釣りを楽しむこともできます。すばらしい夕陽を見るには、湖を見下ろす丘のいずれかに上りましょう。地平線に沈む太陽と夕陽に映える空のコントラストを楽しむことができます。

ロクタク湖

クーパム渓谷

マニプル州ロンメイ族の故郷とされるクーパム渓谷は、州第2位の大きさを誇り、その絵画のような美しさと豊かな文化遺産で観光客を魅了しています。緑豊かな丘に囲まれ、稲田が点在するクーパム渓谷は、都会の喧騒から離れた自然の中でくつろぐ絶好の場所です。渓谷の一番人気は、ピクニックポイントとして有名なクンドゥアン滝です。また、渓谷の中にある手つかずのクーパム湖を訪れることもできます。その他の場所としては、フドカイ洞窟、クーパム・ダムがあります。クーパム渓谷はインパールから81kmの距離にあり、日帰り旅行に最適です。

クーパム渓谷

カンクイ石窟

カンクイ・マンソール(Khangkui Mangsor)として有名なカンクイ石窟(Khangkui Lime Cave)は天然の鍾乳洞です。旅行者のみならず、考古学者などの研究者達を惹きつけています。この洞窟は大きな堆積石灰岩層で有名です。いくつかの鍾乳石は洞窟の天井から垂れ下がり、また他のものは地面から生えたたような形状をしており、興味深い造形を創り出しています。この洞窟には2つの大きな広間と5つのトンネルがあります。暗い洞窟から抜け出る通路を見つけるのは、スリリング体験です。この洞窟は第二次世界大戦中に地元民の避難所としても使われました。洞窟内や周辺での発掘調査で、旧石器時代の遺物などが数点発見されています。この古代洞窟はマニプルのウクルル(Ukhrul)地区の主要観光名所であり、インパールからは95kmの距離にあります。

カンクイ石窟