クシプラ川のほとりには、バドレセン王が建てたとされるカル・バイラバ寺院があります。八つのブイヤヴァ(シヴァ神の化身)を崇拝することは、シヴァ信者の伝統であり、カル・バイラバがその信仰の総本山です。スカンダ・プラナ(宗教経典)のアバンティ・カンダ(教義の一つ)には、カル・バイラバ寺の記述があり、ここでの礼拝は常にアゴラやカパリカ宗派の一部であったと考えられています。シヴァ神、パルヴァティ女神、ガネーシャ神、ヴィシュヌ神の画像は、寺院から撤収されてしまいました。現在の寺院はマラータ建築様式に倣っています。寺院の壁にはマルワ様式で作られた絵画の痕跡が今も残っています。なお、この寺院があるバイロガル村は、プリント芸術でも知られています。

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