シティ・パレスから150mのところにあるジャグディッシュ寺院はインド・アーリア様式建築で建てられ、1628~53年に統治したジャガト・シング王から名付けられた寺院です。ウダイプル最大として知られるこの3階建ての寺院はヴィシュヌ神を祀り、彫刻の柱や、飾り天井、壁画に彩られています。本堂には4本の腕を持つヴィシュヌ神の、1つの黒い岩から彫り出された彫像があります。本堂の周りには、ガネーシャ神や、太陽神、女神シャクティ、シヴァ神を祀った4つの小さな祠があります。寺院の1・2階にはそれぞれ50本ずつ細やかな彫刻で飾られた柱があります。80フィート近くの高さのある本堂の尖塔は、ウダイプルの上空にそびえています。ダンサーや、ゾウ、騎手、ミュージシャンの彫刻で飾られた尖塔は、すばらしい芸術作品です。

寺院では2頭の大理石の象が出迎え、ジャガト・シングについての碑文の書かれた石板もあります。本堂へと続く32段の階段には、ヴィシュヌ神の乗り物であるガルーダの真鍮像があります。

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