まるで墓の街のように見える、ウダイプル郊外に位置するアハルは、メーワールの王たちの火葬場です。考古学的に重要な場所としても有名で、アハルにはメーワールの王や女王の372基の墓があり、400年の歴史があります。19人の藩主がここで葬られており、最もインパクトがあるのはサングラム・シン(1710~34)のものでしょう。こうした墓は大理石で作られ、細かい彫刻が刻まれています。サングラム・シンの墓碑には56本の柱があり、中心には8本の小さめの柱に支えられた八角形のドームがあります。近くには珍しい骨とう品のコレクションを展示する小さな博物館があります。この考古学博物館には、10世紀にまでさかのぼる骨とう品が所蔵されています。その中には土鍋や、鉄製の品々などがあります。10世紀にさかのぼる鉄の仏陀像もあれば、紀元前1世紀の穀物用の鍋、肌を洗う道具、ボール、封などがあります。

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