タワングやその周辺の人々の作る織物に見られる色やデザインは象徴的なものであり、アルナーチャル・プラデーシュの部族ごとに変わってくる。ある種の着物や装飾品の利用は、利用する家族の社会的地位や業績に関わっている。布地のデザインはほとんどが風景を反映し、集落周辺の地域の植物相・動物相を基調としている。その柄や基調はそれ自体象徴的な意味合いを備えた、幾何学的でかなり複雑なものである。絨毯制作はモンパ族の得意分野であり、彼らは龍や花や幾何学的図形の模様をあしらった美しいデザインのものを織る。この作業は日常生活で利用する製品を目的として始まったが、今日では一部女性にとって主要な仕事となっている。

タワンの他の魅力