シッキム州のペリンは、ヒマラヤ山系及び、世界三番目の峰である冠雪山カンチェンジュンガ (ハングチェンツォンガ)を眺め見る壮観な観光地です。樹木の茂った尾根の上に建つ魅力的な家々のあるこの丘陵の町は、壮大な自然森に囲まれ、まさに自然の楽園と呼べるでしょう。標高2,150mの高さに位置し、いくつかの山岳ルートのベース地ともなっています。

このこぢんまりとした町には、有名な仏教修道院も数多くあります。仏教徒によると「ペリン」という言葉は、古代チベットの書物を発見したペマ・リンガを開祖とする一派を指しているとされています。ここ地の主な見どころは、毎年開催されるカングチェンゾンガ祭りや、その他にもカヤック、トレッキング、伝統的なスポーツやバードウォッチング、ランジット(ランジート)川での急流下りなどがあります。お祭りでは、いろとりどりの花々の展示や、民族衣装、地元料理、伝統工芸品などのさまざまな屋台が開かれます