インドでもかなり古くにヨーロッパ人によって建てられた聖フランシス教会は、その美しいデザインと雰囲気で知られています。木造でタイルに覆われた切妻屋根の高い建物の境界には、両側に2本の尖塔がついています。ポルトガル人のフランシスコ修道士のグループによって1503年に建てられました。もともと、土と木でできており、聖バルマトロイの教会でしたが、後にポルトガルの守護聖人聖アントニオの教会となりました。1524年、ポルトガルの探検家バスコ・ダ・ガマが3度目にケララを訪れた際、海路でヨーロッパからインドにたどり着き、コチで病気になり亡くなりました。ガマは聖フランシス教会に埋葬されました。約14年後、その亡骸がポルトガルへと返されました。教会の中の埋葬場所は壁で仕切られています。

インド考古学調査局によって保護されている教会は、平日に公開されています。日曜日や特別な日は、教会は教徒が利用します。

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