メヘランガール城塞

ジョードプルの有名観光地メヘランガール城塞は、街でも最大級です。ジョードプルの街を一望するのに最高の場所で、一番上まで上がると丘のふもとの街が海のように広がるのが見られます。城塞は美しい格子窓、彫刻のパネル、広大で複雑な城塞にあるモティ・マハル、プール・マハル(Phool Mahal)、シェーシュ・マハル(Sheesh Mahal)の複雑に飾られた窓や壁で知られる最高傑作です。

シュリンガー・チョウク(Shringar Chowk)の南側にあるエレファント・ハウダ・ギャラリーには、ジョードプルの王族たちが使ったゾウの鞍が展示されています。もっとも衝撃的な展示はムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンが名誉のしるしとしてマールワールの支配者マハラジャ・ジャスワント・シン一世(1629-1678)に贈った銀のハウダです。

メヘランガール城塞

ジャスワント・タダ

ジャスワント・タダは19世紀の王族の慰霊碑でメヘランガール城塞の左側にあります。これはマハラジャ・サーダール・シンが父である33代目のラトーレー族ジョードプル王マハラジャ・ジャスワント・シン二世を記念して建てました。理想的な建築の、白い大理石の記念碑は複雑な彫刻が施された大理石の板で作られています。実際、日光が注ぐと建物が輝きます。

 

ジャスワント・タダ

ウメイド・バワン宮殿

ジョードプル王(1918-1947)ウメイド・シンにより建てられその名を冠したウメイド・バワン宮殿は歴史上でもかなり豪華で大きな家とされています。東洋と西洋の建築様式の素敵な融合を見せてくれる宮殿は巨大な見晴らし台、高い天井、頑強な石柱を誇っています。

宮殿はジョードプル最高地点のチッタール・ヒル(Chittar Hill)の上に建ち、青い街の素晴らしい景色を見ることができます。ここからは、息をのむような写真を撮ることができます。

ウメイド・バワン宮殿

マンドア・ガーデン

マンドア・ガーデンは街の中心近くにある美しい観光スポット。緑豊かな庭はよく設計されており、葉の茂る木々が心地よく穏やかな環境を育んでいます。こうした木の陰で昼間のんびりと過ごしながら、王族に支配されたマンドアの歴史を学ぶことができます。庭の芝の上にある17世紀と18世紀にさかのぼるジョードプルのかつての王族の記念碑を見ることができます。

もっとも衝撃的な記念碑はマールワールの王アジート・シング(1861-1901)のものでしょう。マハラニの記念碑は丘の岩場に建てられています。記念碑は赤い砂岩で作られ、複雑な彫刻の施された柱、広い廊下、高い尖塔と彫像があります。

マンドア・ガーデン

パーリ

ジョードプルから70kmほど離れたパーリでは、ごくわずかな美しいジャイナ教寺院や歴史的なモニュメントの中にこの地方の豊かな遺産が詰まっています。静かなラクホティア湖に囲まれ、手入れの行き届いたラクホティア庭園を訪れることもできます。湖に沿った庭園では日中美しい景色を見ることができ、もちろん、ジョードプルのカラフルな夕日を見るのにも絶好のスポットです。

有名なパルシュラム神を祀ったパルシュラム・マラデヴ(Parshuram Mahadev)寺院にも観光客が訪れます。寺院はアラバリ山脈にあり、美しい景色を見るための絶好スポットです。バンガー・ミュージアムとジャワイダムにも行ってみる価値があります。ダムはルニ川の支流ジャワイ川にあります。ここに訪れた際は、数種類のワニや、渡り鳥、ヒョウの生息するジャワイダム・ワニ自然保護区に寄ってみてください。ダムのほとりで昼間に日光浴をするワニの姿をよく見られ、写真を撮るのにも十分時間があります。

パーリ

セダー・サマンド宮殿

自然あふれるセダー・サマンド湖のほとりにある名祖の宮殿はウメイド・シングにより1933年に狩猟小屋として建てられました。何十年もたった今も、宮殿はホテルに姿を変えて王族一家や旅行者たちの住居として好まれています。リゾート自体が水彩画の原画やアフリカのトロフィーの素晴らしいコレクションを持つラージャスターンの歴史の教訓のようなものです。宮殿にはオリエンタルガーデンや、ボートハウス、スイミングプール、テニス・スカッシュコートがあります。ここでは、世間の目を気にせずリラックスし、童心に帰れます。

 

セダー・サマンド宮殿

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