ケパップ湖

象の形に酷似した、高所にあるケパップ湖(Kepup Lake)は、ガントクで最も心浮き立つ場所の一つであり、シルクロードツアーにおける立ち寄り場所でもあります。エレファント湖としても知られるこの湖は、高さ13066フィートに位置し、インドと中国の境界にあるジェレプ・ラ峠へ続いています。この湖の右側は、象の鼻のように見え、左側は、動物の尻尾に似ています。地元では、この湖は、ビタン・チョー(Bitan Cho)と認識されています。

この湖は、壮麗な峡谷の中心にあり、ケパップにある小さな村がこの湖近隣の観光地です。ほかにここを訪れると良い理由としては、高さ約13025フィートとゴルフコースとしては世界で最も高所にある、18ホールコースを有するヤックゴルフコース(Yak Golf Course)があることが挙げられます。同ゴルフコースは、1985年以来、インドゴルフユニオンと提携しており、ギネス世界記録にも掲載されています。

ケパップ湖

ディア・パーク

名前通りに、ガントクのディア・パークはアクシスジカやアンテロープの群れがいる場所です。1950年代に建てられ、それ以来、シッキム州と近隣の州全体の鹿がこの自然保護区に連れてこられました。この公園は、ニュー・セクリタリアット(New Secretariat)の側面の尾根に立ち、自然環境の中にいる鹿を見られる専用の歩道が設けられています。鹿に加え、保護区域では、レッサーパンダやヒマラヤ熊などを見つけることができます。この公園には、仏陀の像もあり、ここで仏陀が弟子に真実を説いているところが見られたということです。仏陀像の前には、色とりどりの花々を敷き詰めた上にバターランプがあり、常に火が灯されています。特にこの像は、ウッタル・プラデーシュ州のサールナートにあるこのディア・パークで最初の説教をした仏陀に酷似しているとされ、仏陀がジャコウジカに生まれ変わったことを表しているとされています。この公園は、非常に静寂なので、自然に抱かれて時間を過ごすにはうってつけの場所です。

この公園は、ラスタムジ・パークとしても知られ、その名は、シッキム州のナムゲル家の高官の一人であるラスタムジにちなんで名付けられました。ラスタムジは、非常に好評を得ている本、『エンチャンティッド・フロンティアズ』の誉まれ多き作家でもあります。". 

ディア・パーク

バンジャクリー滝

バンジャクリー滝は、40フィートの高さから、真っすぐ下に落ち、落ちた水がほとばしる大きな音をたてます。緑豊かな場所に2エーカーにわたって広がる、美しく手入れされた庭園に囲まれたこの滝は、同市で最も静寂な場所の一つです。ランカ修道院(Ranka Monastery)の近隣に位置するこの滝は、現在、従来なかったエネルギーの源を生み出すエネルギー溢れる公園の一部となっています。周りにあるホールでは、この滝の光景の前に立つ驚愕の体験ができます。シッキム式の建築術で建設した歩道橋もあるため、訪問者は橋を渡って次々と足を進めることができます。中央に竜の像を祭っている人工湖では、ボートこぎを楽しめます。しっかり整備された歩道や空腹を満たすカフェ、シャーマンの文化に興味のある人のための案内所もあります。またお土産物を購入する店もあります。

シッキム州のネパール人のコミュニティーに伝わる民話によると、バンジャクリーは、伝統的な治癒者で、ジャングルの牧師またはマジシャンとも言われているということです。初代バンジャクリーは悪霊を追い払う力を持っていたと言われています。 

バンジャクリー滝

セブンシスターズ・ウォーターフォール

崖の上に7つの滝が横並びに連続するセブンシスターズ・ウォーターフォールは、北東の地で最も美しい場所の一つです。この滝は、3つの層にはっきり分かれており、遠くからでも非常にはっきりと見られます。下からは7つの滝のうち4つしか見えません。これは、残る3つの滝がより高層にあるからです。この小川を横切る歩道橋があり、旅行者は間近に爽快な光景を見ることができます。この場所は滝の流れが強まり、ごつごつした岩壁の上を水がほとばしるモンスーンの時期(6月から7月)に訪れることを特にお勧めします。流れる水が下にある石灰岩に当たり、稲妻のような音がします。この場所は写真家にとって夢のような場所であり、家族連れが変わり種なピクニックをする場所となっています。

この滝を旅行者に好いてもらえるように、ツーリズム・アンド・シビル・アビエーション・デパートメントは、小さな小屋とカフェテリアを建て、人々が長く留まり、この自然の素晴らしさを写真に収められるようにしています。

セブンシスターズ・ウォーターフォール

タシ―・ビュー・ポイント

晴れた日には、旅行者はタシー・ビュー・ポイントからカンチェンゾンガ山やシニオルチュー山、北シッキムのカラフルな村落の息をのむ景色が見られます。シッキム州のツーリズム・デパートメントは、訪問者がここへの旅で一日を思い切り楽しめるようにと、休憩小屋と小さなカフェテリアを備えた公園を追加で建てました。日の入と日の出時が特に良いですが、毎日太陽が常に雲間から射しているため、この絶景ポイントは訪れる価値があります。太陽の恵みに浸り、谷や山々を鑑賞し、ふわふわした雲間に隠れているラプラン寺やフォドン僧院を探しましょう。

温かい紅茶を片手に、タシ―のヒマラヤの平和で静かな美しさの中に身をゆだねましょう。初めて訪れる人にもぜひしてほしい体験です。入場料は無料ですが、双眼鏡を借りたり、ここに設置されている望遠鏡を使用したりして周囲の山々の眺めをつぶさに見る場合は、追加料金がかかります。この場所は、シッキム州の亡き王によって建てられ、ガントクから約8kmのところに位置しています。

タシ―・ビュー・ポイント