この地域の文化や伝統を保護するノブリンカ・インスティテュートは、人気の観光場所です。この施設は、伝統を何世代にもわたって保護しているユニークな独立系の機関です。ここでは、何世紀もの間にわたって実践され受け継がれてきた方法で生産されたチベットの工芸品制作を直に見られます。伝統的なチベット式の方法で建造されたこの建造物は、ダラムサラ市の下にある峡谷に位置しています。美しい構内を散策すれば、ここを自分だけのものにしたような気分になれるでしょう。また、タンカ絵やアップリケなどの芸術品、像や装飾的な木彫り、木画などを制作したり、裁縫や仕立てを行っている地元の職人の話を聞いて、素敵なお土産を買うこともできます。同施設構内にあるローセル・ドール・ミュージアム(Losel Doll Museum)は、チベットの様々な地域の伝統衣装に身を包んだ150以上の人形を展示しています。デプン寺の画僧らが自分たちの寺を支援するプロジェクトの一環としてこれらの人形を作りました。訪問者は、1年中営業しているハミングバードカフェに立ち寄って、非常に豊富な種類の珍味を味わうこともできます。ノブリンカにあるこの旗艦店は、手彫りの家具から衣服類、タンカまで、このインスティテュートで生産される様々な製品を販売しています。

ダラムサラのその他の魅力