ドゥルガー女神の化身であるカテァヤニ女神(Goddess Katyayani)に奉納されているチャタールプール寺院は、60エーカーの土地に広がる、インドで2番目に大きい寺院であるとされます。大理石で作られたこの寺院にはドラヴィダ式建築術とナガラ式建築術が用いられています。同寺院は3つの寺院内に小さな寺院と大きな寺院を合わせて20の寺院があり、テーブルや椅子、ベッド、銀の彫刻が施された化粧台を備えた部屋もあります。寺院内の至聖所には、剣を手にしてライオンに騎乗しているように見える女神の偶像があります。至聖所に礼拝してから、信奉者は寺院内に配置されているラーマ神やシヴァ神、ガネーシャ神、ハヌマン神を祭っている寺院も参拝できます。チャタールプール寺院は、1974年にババ・サント・ナグパル・ジー(Baba Sant Nagpal Ji)によって建設されました。ナヴラトリ(9日間続く神聖な祭り)のシーズン中は特に、この寺院に何千人もの信奉者が参拝します。

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