ミュージカル・ファウンテン

ネループラネタリウムの反対側に位置する街で有名なインディラ・ガンディー・ミュージカル・パークへ行けば、世界で唯一の壮大なミュージカル・ファウンテン・ショーを観ることができます。心を奪うような音と光のショーでは、愛国的な歌やボリウッド音楽に合わせて噴水が吹き出ます。ショーの目玉はヴァンデー・マータラムとサーレ・ジャハーン・セ・アッカ(Sare Jahan se achha)という歌で、ショーの最初と最後に演奏されます。ショーは音楽とテクノロジーの完全な融合です。噴水は音楽のビートを1つも漏らさず、リズムに合わせて噴出します。レインボーカラーの霧や揺れるクジャクの尾などの音楽と関連するカラフルな模様が背後に設置されたディスプレイにカラーライトを使って映し出されます。毎日2回の30分間のショーが19:00~20:30の間に開催されます。

 ミュージカル・ファウンテン

 ナンディヒルズでのパラグライディング

ナンディヒルズの美しい絵のような景色はパラグライディングのようなアクティブな活動に最適です。パラグライディングのメジャーなスポットとして、ナンディヒルズではパラグライダーたちが海抜約1.4kmの高さで自由な飛行を楽しんでいます。ナンディヒルズはその地形からパラグライディングの指導者やプロのパラグライダーたちに好まれています。スリリングなパラグライディングを行う前には適切な訓練を受ける必要があります。ナンディヒルズには2~3日のコースから1週間コースまで様々なコースが受けられます。訓練では、前向き着陸や対気速度の管理といったパラグライディングの様々な側面を学ぶことができます。

 ナンディヒルズでのパラグライディング

サンキー・タンク(Sankey Tank)

バンガロールでもメジャーな人工湖、サンキー・タンクは散歩やゆっくりボートを楽しむのに最適です。街の西部に位置する湖は37エーカーの広さを持ち、幅は800mあります。1882年に、街の水需要を満たすために作られました。絵に描いたような巨大な庭に囲まれた湖は、観光客にも市民にも完璧なピクニックスポットとなっています。

サンキー・タンクの冬は特に美しく、世界各地から渡り鳥の大群が押し寄せます。湖の周りを歩いたりカラフルなベンチに座ることもできます。湖の静かな水面の上をボートを漕いで渡ることもできます。マユラ・サンキー・ボート・クラブ(Mayura Sankey Boat Club)はカルナータカ州観光開発会社が運営しており、ペダル式ボート、オール式ボート、モーター式ボートなど様々なボートを用意しています。

サンキー・タンク(Sankey Tank)

 ショッピング

世界的に有名なマイソールシルクサリーからビャクダン製のお土産まで、バンガロールには様々なものをストリートの屋台や地元のマーケット、ショッピングモールで買うことができます。街一番の有名伝統工芸であるマイソールサリーは買うべきです。カラフルな色彩に細やかな細工が施されたサリーはインド中の女性に愛されるファッションへのミニマルなアプローチです。結婚式やお祭りの際に着られるサリーは、上質のシルクと複雑な金のザリ細工が一着ごとにゴージャスな生地と特徴的な光沢を与えます。適切に手入れをすれば生地は何年たっても美しく、クオリティも変わりません。マイソールサリーは赤、緑、オレンジの単色に、金の縞模様が施されています。花柄ボーダーのサリーやマンゴーブッティのサリーも魅力的です。マイソールサリーはどこでも3000ルピー~12万ルピーで購入できます。

サリーを買うならにぎやかで昔ながらのチックペットバザールへ行きましょう。

 ショッピング

ティプーズ・ドロップ

バンガロール一の人気歴史スポットであるティプーズ・ドロップを訪れないことには、ナンディヒルズへ行ったことにはなりません。600mの丘の頂上にあるこのスポットは、ティプー・スルターン統治下(1750~1799)の囚人たちが悪事に対する罰として突き落とされていた場所です。ここからは、周りを囲む丘の美しい景色を見ることができます。付近にあるチョーラ朝時代のヨーガ・ナンデシュワラ寺院にも訪れることができます。緑の生い茂った丘のに囲まれたこのスポットは、混みあった街から離れ、自然の中でレジャーを楽しむのに最適です。素晴らしい写真を撮るチャンスなので、カメラをお忘れなく。

ティプーズ・ドロップ

ヴェンカタッパ・アート・ギャラリー(Venkatappa Art Gallery)

バンガロールのカルナータカ州立ミュージアムにはゴージャスな赤い植民地時代の建物のヴェンカタッパ・アート・ギャラリーがあります。アート好きの集まるギャラリーは2階建てで、M.F.ハセインやユスフ・アラッカルをはじめとした著名画家の作品を含む600点以上の絵画が納められています。ギャラリーの作品は、紀元前2000年のものから中世のものまであります。ギャラリーの名前はヴェンカタッパという有名画家からつけられ、1階にはヴェンカタッパの作品が展示されています。ギャラリーは12世紀の珍しい石の彫刻が展示されていることでも有名です。マディヤ・プラデーシュ州のカジュラーホーの彫刻もあります。ギャラリーには発掘品のコーナーもあり、中世の剣や、短剣、槍、銃弾などの武具の展示もあります。ギャラリーは街一番のにぎやかさを誇るMGロードからすぐ行ける場所にあります。

ヴェンカタッパ・アート・ギャラリー(Venkatappa Art Gallery)

ラマナガーラでのロッククライミング

岩場の地形のおかげで、バンガロール付近にあるラマナガーラはロッククライミングのようなアクティビティに最適です。この小さな町は巨大な花崗岩の原産地で、インドのロッククライマーたちの最もお気に入りの場所です。ラマナガーラは国際的なロッククライミングスポットになっており、インド中のクライマーたちが訪れます。緑に覆われた丘の美しい景色に囲まれたラマナガーラは、ロッククライミングの難易度では中級から上級とされています。ラマナガーラでロッククライミングをするのは冬が最適です。ラマナガーラでロッククライミングを楽しみたい人はラマナガーラにある地域森林局から事前許可を得る必要があります。

ラマナガーラでのロッククライミング

ジャナパーダ・ロカ民族美術館

バンガロール・マイソール間のハイウェイにあるこちらの美術館には、楽器、民族衣装、寺院の馬車、影絵、伝統的な村落のレプリカなど5000点を超える民芸品や工芸品の展示があります。この美術館は地域の文化の保存のために作られ、インド各地から人々が訪れています。美術館の正門は神々の細やかな彫刻で飾られ、両側に真鍮のトランペットが飾られています。館内に入ると、インフォメーションセンター(ロク・マタ・マンディル/ Lok Mata Mandir)があり、農具や調理器具などの日常で使う道具が展示されています。美術館にはほかにも巨大な家ドッガマネ(Doddamane)やこの美術館の創設者の功績すべてを展示した2階建ての建物チトラ・クテーラという主要な建物があります。

ジャナパーダ・ロカ民族美術館