華やかな自然の美しさ、急斜面に群落を成し、蹄鉄形の趣きのある丘陵に位置するアルモラはウッタラーカンド州の奥深く、急斜面の尾根上に座しています。雪に覆われたクマーウーン・ヒマラヤに抱かれ、カウシキ(コシ)川とシャルマリ(スヤル)川に囲まれたアルモラは1560年にはクマーウーン地方の豪族、チャンド ラージャの夏の都でした。

植民地時代の建物と伝統的な色彩の木造の店が混在しているアルモラは魅惑的な保養地で、その歴史遺産は町の中心近くにあり、砦、王宮、歴史的モニュメントとして残されています。クマーウーン地方はチャンドゥ王朝、カテュリス王朝などによって建てられたいくつかの砦の中心地であり、それらの砦の内、アルモラにあるマラ・マハールからはアルモラ・バザール全景を見渡すことができます。

6世紀建立のラム・シラ寺院には立派な彫刻がいくつかあり、砦は16世紀ルドゥラ・チャンド王によって建てられました。その石の要塞はその後グルカス王朝と英国の権力の座でした。

深い森と山々に囲まれたアルモラには、ヒョウ、ジャコウジカ、ヒマラヤ・ゴーラル、ジャングルキャット、アクシスジカなどを見ることができるビンサール野生生物保護区域など、興味深いスポットがいくつかあります。更にラクディヤールではアルモラのルーツを照らし出す紀元前に描かれた岩絵を見ることができます。アルモラは偉大なカツゥリス(800AD-100AD)の統治時代とその後のチャンドゥ王朝(700AD-1790AD)の時代には繁栄し、権力の中心地になったのです。

アルモラはクマーウーン地方の中心地としばしば言われます。人々は伝統的民族音楽に誇りをもっています。評判の高いウダイ・シャンカール音楽・ダンスアカデミーの発祥地なのです。またツーリストは当地で人気の料理でとても美味しいバル・ミタイとシンガウリを試食することができるのです。

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